ジヒドロコデイノン 幼稚園

日本で麻薬に指定されている錠剤をコスタリカ共和国から密輸したとして、

埼玉県にある幼稚園の経営者夫婦が逮捕されました。


逮捕されたのは、

鴻巣市にある箕田幼稚園、園長伊藤岳夫（５２）（鴻巣市宮前）と

妻で副園長伊藤ジュディー（５２）（同）、園長の伊藤岳夫容疑者（52）と

副園長のイトウ・ジュディー・リン容疑者（52）は先月、日本で麻薬に指定されている

ジヒドロコデイノン40錠をコスタリカ共和国から密輸した疑いが持たれています。

逮捕容疑は２月２８～２９日の２回、麻薬計４０錠を航空郵便でコスタリカから

２人が経営する同市内の幼稚園に発送、３月６日に輸入した疑い。

警察によりますと、2人はインターネットで薬を注文し、

経営する幼稚園宛てに送らせていました。ジヒドロコデイノンは一部の国で

鎮痛剤として使用されていています。　

調べに対し、岳夫容疑者は「妻がインターネットを利用して密輸したことは間違いない。

腰痛治療のため自分が使った」、ジュディー容疑者は「コスタリカから輸入した」と

供述しています。2人の自宅からは、医師の処方が義務付けられている

向精神薬のリタリン約180錠も押収されています。

海外の捜査機関から２月中旬に麻薬が郵送されているとの情報が東京税関に寄せられ、

連絡を受けた県警で捜査していたそうです。

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